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娘が重傷の両親「いま、どん底です」 相模原事件

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/7/28 14:10:30 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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「津久井やまゆり園」の正門前に設けられた献花台に花を手向ける人=28日午前、相模原市緑区、小玉重隆撮影


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相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」であった事件で大けがをした野口貴子さん(45)の両親が28日、朝日新聞の取材に応じた。


相模原の殺傷事件


神奈川県藤沢市に住む母親の輝子さん(76)は26日朝、救急隊員からの電話で事件を知った。「すぐに病院に向かってください」


園に入所していた貴子さんは、首の後ろを4カ所刺されて重傷を負っていた。深さ4センチの傷もあり、首にあてられたガーゼが真っ赤に染まっていた。「それを見た時はもう……」と輝子さん。一命は取り留めたが、現在も集中治療室に入っている。


貴子さんは園に10年以上入所している。重度の障害でコミュニケーションを取るのは困難だが、運動会などの行事には楽しんで参加していたという。水泳が好きで、江の島に泳ぎに連れて行ったこともある。


父親の宣之さん(76)は「こんなことになって。我々はいま、どん底です」と話した。


容疑者が「障害者なんていなくなればいい」と話していることについて、輝子さんは「とんでもない。許せない」と涙をにじませながら語った。(前田朱莉亜)






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