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「不公平が大嫌い」 ドーピング批判続ける金メダリスト |
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| 作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/8/6 7:30:09 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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トレーニングをするロベルト・ハルティング=ベルリン郊外、河野正樹撮影 5日夜(日本時間6日朝)にいよいよ開幕を迎えるリオデジャネイロ五輪。しかし世界最大のスポーツの祭典には今回、ドーピングの問題が大きく影を落とす。2012年ロンドン五輪の陸上男子円盤投げの金メダリスト、ロベルト・ハルティング(31)=ドイツ=は、現役選手としては珍しく、一連の問題で国際オリンピック委員会(IOC)や国際陸上競技連盟の対応を公然と批判してきた。 特集:ドーピングの深い闇 リオオリンピック 陸上の日程・記録 「IOCはスポーツ界に目を覚まさせるチャンスを逃した。気分の悪い結果だ」。条件付きとはいえ、ロシア選手団のリオ五輪出場を認めたIOCの決定に対し、ハルティングは語気を強めた。同じドイツ出身のIOCバッハ会長に対しても、「クリーンな選手の痛みをわかる能力がない人だ」と手厳しい。 旧東ドイツのコトブス出身。両親も陸上選手だった。当時は国家ぐるみのドーピングのまっただ中だった。母も筋肉増強剤などを強制されそうになったが、15歳で肝臓を悪くして入院したため、ドーピング禍から免れたという。ただ母は、一緒に練習していた友人たちの声色がどんどん低くなり、体が変わっていくのがわかった。選手たちは運動能力への効果は知らされていたが、副作用については何も教えられていなかった。ハルティングは母から「当時は選択の余地はなかった。ノーと言えば全てを失った」と言われた。 多くの現役選手が口をつぐむ中…
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