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親族10人失った被爆男性、初めて灯籠流しに参加 広島 |
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| 作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/8/6 21:03:53 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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弟の勝さんら親類の名前を記した灯籠(とうろう)を手にする松本正さん=6日夜、広島市中区、上田潤撮影 広島の原爆で弟や姉ら10人の親族を亡くした被爆者がいる。横浜市戸塚区の松本正さん(85)。6日夜、原爆ドームそばの元安川で弟の遺影を抱え、灯籠(とうろう)流しに初めて参加した。被爆71年の夏。「心残りだった供養がやっとできた」 広島市長「絶対悪を消し去る道筋を」 原爆投下71年 特集:核といのちを考える 爆心地から3・5キロの軍需工場で被爆。炎の街をひたすら歩き、母が待つ郊外の疎開先へ。そのころ、爆心地の近くに学徒動員中だった弟の勝さん(当時12)が大けがを負っていた。 「お兄ちゃんが助けに来てくれる」。勝さんはそう言い残し、まもなく息を引き取ったと後に聞いた。救えなかった悔しさと自責の念にさいなまれ、被爆体験をずっと黙っていた。 転機は2年前。神奈川県内の高校で初めて被爆証言に立った。出席予定だった被爆者の都合が悪くなり、急きょ頼まれた。耳を傾けた高校生から多くの感想文が届いた。「戦争はいやです」「平和の大切さがよくわかった」。弟をはじめ10人の親族を失った自分にしかできないことがある。そんな思いが芽生えた。 今年5月、広島を訪れたオバマ…
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