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情熱にあふれた五輪開会式 テーマはブラジルそのもの

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/8/6 21:03:53 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

写真・図版


作曲家でボサノバの創設者といわれるアントニオ・カルロス・ジョビンの映像が投影された=長島一浩撮影


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暗闇に浮かぶマラカナン競技場から次々と花火が打ち上がった。場内の歓声とともに、リオ五輪の開会式が始まった。


リオオリンピック


日程・記録


ブラジル国歌の演奏を担ったのは、人気サンバ歌手のパウリーニョ・ダビオラさん(73)。アコースティックギターを弾きながら、情感にあふれる声で歌いあげた。


続いてブラジルの歴史がダイナミックな演出でつづられた。熱帯雨林のアマゾンとインディオ。ポルトガルからの移民。大きな赤い羽根を持ち、日の丸を象徴する白と赤の衣装を身につけた人たちの行進は、日系移民がこの国に残してきた足跡を表現した。アフリカから奴隷として連れてこられた人々の苦しみも、厳しい労働の様子を再現して表した。


最後はリオの現代だ。近代建築の近くにファベーラ(スラム街)が広がる街で奏でられるのは、リオで生まれた音楽、ボサノバ。トム・ジョビンが作った世界的な名曲「イパネマの娘」を、孫のダニエル・ジョビンさん(43)がピアノの弾き語りで聞かせた。さらに、ブラジルで流行した曲が流れると、会場の観客は一緒になって跳んだりはねたりして楽しんだ。


終盤の演出は、環境問題に焦点…






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