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道場探し・試合前のカツ丼…母の支えに応えた 銅の永瀬

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/8/10 17:29:59 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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永瀬を支えてきた母小由利さん(中央)=ブラジル・リオデジャネイロ、山本亮介撮影


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柔道男子81キロ級の永瀬貴規(22)は3位決定戦で最後まで攻めきり、銅メダルを獲得した。観客席では母小由利(さゆり)さんが「集中、集中!」と大きな声援を送り続けた。


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柔道を始めたのは6歳。通った長崎大教育学部付属の小中学校には柔道部がなかった。小由利さんは道場を探し、中学時代は放課後、毎日のように車で学校から道場まで連れて行った。朝食は手作りヨーグルトと果物、試合前はカツ丼で送り出した。


永瀬が実力を伸ばしたのは高校時代。指導した長崎日大高校柔道部顧問の松本太一さん(36)は「中学までのびのび柔道をしたおかげで、ぐっと伸びた。お母さんのバックアップも熱心だった」と話す。


親子にとって初めての五輪。前日、小由利さんがLINEで「頑張って」とメッセージを送ると、親指を立てたイラストのスタンプが返ってきた。2人が目指したメダルの色ではなかったが、小由利さんは「小さい時にはオリンピックなんて夢にも思わなかった。よくここまで来た」と目を赤くして笑った。(山本亮介)






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