「水の怪物」と呼ばれた男が、最後のレースを終えた。リオデジャネイロ五輪の競泳男子米国代表マイケル・フェルプス（３１）。史上最多となる五輪での通算獲得金メダル数を２３に伸ばし、２４年の選手生活に別れを告げた。

リオオリンピック

フェルプス、４連覇逃すも笑顔「引退の準備できている」

１３日、競泳競技の最後を飾る男子４００メートルメドレーリレー決勝。バタフライを担当する第３泳者だった。２位でスタートすると、順位を一つ上げ、先頭でアンカーにつないだ。今大会五つ目の金メダルを手にし、「夢がかなった。完璧な終わり方だった」。

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