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「メキシコ国境に壁」、ルーツは29年前 トランプ氏 |
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| 作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/9/4 7:50:09 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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トランプ氏の発言 「国境に壁を造り、メキシコが負担する」「移民問題の核心はただ一つ。米国民の幸福だ」 特集:米大統領選挙2016 クリントン氏が挑む「ガラスの天井」 最大の壁は経歴? 8月31日、アリゾナ州フェニックスで演説をしたトランプがそう語るたびに、会場に詰めかけた支持者が喝采を送った。 この光景をたどると、29年前に行き着く。 日露講和交渉の舞台として日本になじみ深い港町、ニューハンプシャー州ポーツマスの草深い空港に1987年10月22日、黒光りするフランス製ヘリコプターでトランプが降り立った。 トランプを大統領に――。定員400人の会場は超満員で「まるでイワシの缶詰のようだった」。家具職人のマイク・ダンバー(69)は、その人気ぶりをよく覚えている。 同年9月2日、トランプはニューヨーク・タイムズなど3紙に、現在とほぼ同じ意見を訴える広告を掲載した。「もう何十年も日本などの国々は米国を利用し続けている。自国を防衛する費用を気にすることなく、強い経済を築き上げてきた」。感銘を受けたダンバーはニューヨークのトランプ・タワーに出向き、88年大統領選への出馬と、地元での講演を本人に依頼していた。 「この国はひどい扱いを受けている。世界は米国の政治家を笑っている。うんざりだ」 会場が沸き上がった。集まっていたのは、中流のごく普通の人々だった。「仕事を終えてビールを飲むような語り口なんだ。ポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ)は気にかけない。トランプは、自分たちのことを分かってくれる」とダンバーは語る。講演後、「将来に向けた素晴らしい時間だった」という礼状が本人から届いた。 外国を敵視し、米国の利益だけ…
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