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コンビニより安い「50円食堂」 価格に込めた願いとは

作者:黄澈 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/9/20 12:09:22 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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「かぼちゃコロッケ」など、店内にはお総菜や、おにぎりがずらりとならぶ=名古屋市中村区


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おにぎりも総菜もすべて1品50円。名古屋市中村区に先月、こんな「食堂」がオープンした。店長を務める同区在住の佐藤秀一さん(48)が目指すのは「誰もが食事を楽しめる普通の食堂」だ。「生活が苦しい人も含め、様々な人が集えてこそ『普通』」。安く抑えた価格に、そんな思いを込めた。


食堂は中村区役所の北西角に8月1日にオープンした。児童福祉施設などを運営するNPO法人が同じ場所で営業していた店の名前「ふれあいキッチン べるえぽっく」を引き継ぎ、愛称は「50円おにぎり食堂」とつけた。


交番の跡地を利用した店内は10人も入ればいっぱいになる。佐藤さんは店員と2人で、毎日、おにぎり約60個や、煮物や揚げ物などの総菜約80皿を用意する。メニューは食材の仕入れ状況によって変わる。


好みの皿をトレーに載せて、カウンターへ。「5品で250円」。店員の計算に、客の口から思わず、「安い」の声が漏れる。佐藤さんは「コンビニエンスストアでもおにぎり1個100円はする。それよりも、求めやすい価格を目指した」と話す。


名古屋市内で生まれ育った佐藤…






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