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中高生、必要な睡眠は? 8.5時間以上でうつリスク減 |
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| 作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/10/6 17:37:34 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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中高校生は8・5時間以上の睡眠をとると、うつや不安のリスクが低くなる――。東京大学大学院教育学研究科の佐々木司教授ら共同研究グループの調査で、こんな傾向が明らかになった。思春期の生活習慣の目安になりそうだ。 調査は2006年に三重県と高知県の公立中高の生徒約1万8千人を対象に、集中力や生きがい、ストレスなどを尋ね、うつの症状を感じている割合と平日の睡眠時間を比べた。その結果、男子では睡眠時間8・5~9・5時間の生徒のリスクが最も低かった。 女子は、リスクが低くなる睡眠時間が男子より約1時間短かった。だが、平均の睡眠時間が男子より短く、「うつ・不安」の傾向も強かった。データのばらつきも大きく、佐々木教授は「女子のほうが必要な睡眠時間が短いとはいえず、さらに研究が必要だ。男子と同じ程度の睡眠時間が必要と考えておいたほうがいい」と説明する。 佐々木教授によると、人間には深い睡眠と浅い睡眠の両方が必要で、「短くても深く眠ればいい」という根拠はない。「早寝早起きだけでなく、個人差はあるが、平均的には8・5時間ぐらい寝たほうがよいことが分かった。親や周囲の大人が保健指導に生かしてほしい」と話している。(杉原里美)
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