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84人犠牲の大川小、来春にも統合 「地域衰退早めた」

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/10/10 8:44:26 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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いまも大川小旧校舎を訪れる人は絶えない=9日、石巻市釜谷


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宮城県石巻市の北上川河口から約4キロ上流。車を揺らすほどの強風が吹く更地に、大川小学校の旧校舎がポツンと残る。9日も次々と見学者が訪れ、献花台や慰霊碑の前で手を合わせた。そして、津波に破壊された2階建ての「物言わぬ語り部」に言葉を失った。


石巻・大川小訴訟が結審 津波で児童ら犠牲に 仙台地裁


5年と7カ月前。大川小は10メートルもの津波に襲われ、児童74人と教職員10人が犠牲となり、周りの集落も壊滅した。上流部に住む佐藤すえ子さん(42)は、6年生の長女未空(みく)さん(当時12)と3年生の長男択海(たくみ)君(当時9)を失った。


大津波警報が流れる中、児童らは地震発生から約50分間、校庭にとどまった。裏山まで歩いて数分。「山へ逃げよう」との声は児童や教員からも出ていた。それなのに……。


市は「津波は予想できなかった」と説明し、2013年2月にできた第三者検証委員会の1年にわたる調査でも、「50分間の謎」に迫りきれなかった。


児童の遺族54家族のうち19…






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