



■小さないのち 奪われる未来
特集「小さないのち」
泣く娘、父は揺さぶった ぶつけたイライラ、長男にも
乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)は、赤ちゃんが泣きやまずにイライラしてやってしまうことが多く、ふだん虐待などしない親が突発的に揺さぶることもあるとされる。
厚生労働省のパンフレットなどによると、赤ちゃんの泣きのピークは生後1~2カ月ごろで、この時期は何をやっても泣きやまないことがある。その後、次第におさまっていく。
東京医科歯科大大学院・医歯学総合研究科の藤原武男教授によると、この頃の赤ちゃんの泣きの六つの特徴を、頭文字をとって「パープル(PURPLE)クライング期」と説明することもあるという。