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灰皿から爆弾カチカチ音? 爆発物処理班が出動…虫の音

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/10/27 8:51:03 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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灰皿に近づく爆発物処理班の機動隊員=26日午前11時ごろ、高知県香美市土佐山田町秦山町3丁目、森岡みづほ撮影


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集音器を使って灰皿を調べる爆発物処理班の機動隊員=26日午後0時55分ごろ、高知県香美市土佐山田町秦山町3丁目、森岡みづほ


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重機で持ち上げられる灰皿=26日午後1時45分ごろ、高知県香美市土佐山田町秦山町3丁目、森岡みづほ撮影


26日午前7時15分ごろ、高知県香美(かみ)市のスーパー「マルナカ土佐山田店」の店長(46)から「店外の灰皿から時計の音がする」と県警に通報があった。県警は爆発物の可能性もあるとみて、スーパーの半径50メートルを一時封鎖。機動隊の爆発物処理班を出動させて灰皿を撤去した。しかし爆発物は見つからず、灰皿の土台付近にいた虫が音を出していた、とみている。


南国署などによると、金属製灰皿(縦約30センチ、横約30センチ、高さ約1メートル)は店の前に設置されていた。店長が午前5時半ごろに出勤した際、灰皿から「カチカチ」と時計のような音がするのに気づいた。約1時間半後に再度確認しても、やはり同じ音がしたため、署に通報したという。


爆発物処理班が午前9時ごろに出動。灰皿をX線撮影するなどして分析し、重機を使って午後2時半ごろに撤去を終えた。灰皿の土台として敷いていた発泡スチロールの中から見つかったのは虫。スーパーの店長によると、種類はわからないが、小豆色で、さなぎのような状態だったという。


この騒ぎで消防車、救急車も出動。南国署員らが交通整理に追われ、あたりはものものしい雰囲気に包まれた。現場から約600メートル南東にある香美市立山田小学校(児童472人)では26日午後の約2時間、全児童を校内に待機させた。その後、教員が引率して全児童を集団下校させた。


松崎加余子教頭(55)は「子どもの安全確保を第一に考えて対応した。すごく心配だった」と話した。


現場はJR土讃線土佐山田駅から西約700メートルの住宅や畑が混在する地域。








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