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町長襲撃20年、跡地は今 岐阜・御嵩、利用策は白紙

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/10/29 12:02:39 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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旧処分場予定地には住民が去った住宅が今も残る=岐阜県御嵩町小和沢


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岐阜県御嵩町の現職町長が襲われた事件から、30日で20年となる。関連が疑われた町の産業廃棄物処分場計画は中止されたが、跡地利用は宙に浮き、集落跡は荒れるがまま。処分場を避けるため大きく迂回(うかい)したダム工事資材運搬の道路工事だけが着々と進む。


「今月でしたか」。県警可児署幹部は事件20年を意識していなかった。5年前に公訴時効が成立し、いま捜査は行われていない。


風化は、現地でも進む。襲撃された当時の町長柳川喜郎さん(83)も2007年に引退し、名古屋市に転居した。町長選や、処分場をめぐる全国初の住民投票を支えた主要メンバーも高齢化し、亡くなった人もいる。事件10、15年には400~800人の集会を開いたが、今回は計画もない。


「もとの静かな町に戻ったんだよ」。決死の覚悟で防弾チョッキを着て、住民投票を直接請求した同町の田中保さん(79)は淡々と話す。


この間、寂れたのは、同町小和…






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