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16歳死亡事件、無職少年の逆送決定 さいたま家裁

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/11/8 20:37:49 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

埼玉県東松山市で8月、アルバイト井上翼さん(16)=同県吉見町=が遺体で見つかり、少年5人が傷害致死の非行内容で家裁送致された事件で、さいたま家裁(伊藤敏孝裁判長)は8日、東松山市の無職少年(16)をさいたま地検に送致(逆送)する決定をした。これで5人全員に家裁の決定が出て、2人が逆送、3人が少年院送致となった。


決定によると、少年は他の少年と共謀して8月22日、東松山市の都幾(とき)川河川敷で井上さんを殴ったり蹴ったり、顔を川に沈めたりする暴行を1時間以上にわたって加え、溺死(できし)させた。


伊藤裁判長は「事件の発覚を免れようと、被害者を人目のつかない場所へ運んで草木で隠すなど、積極的に関与した」「自らの意思で一連の行動を行った」と指摘。「刑事処分以外の措置を相当と認めることができない」と結論づけた。


さいたま地検は今後、成人と同様の裁判員裁判を受けさせるか検討する。この事件では、ほかに4人が家裁送致され、東松山市の無職少年(17)が逆送され傷害致死罪で起訴、14~15歳の中学3年生3人が少年院送致となっている。





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