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「お客さん減るのでは」 博多陥没、周辺の店は心配顔

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/11/9 21:03:10 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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大きく陥没した現場では、穴の埋め戻し作業が続けられていた=9日午前9時13分、福岡市博多区、小宮路勝撮影


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福岡市中心部での道路陥没は9日朝、発生から1日が経ち、穴を埋め戻す作業が急ピッチで進められた。前日は休業を余儀なくされた店舗や企業の多くが営業を再開した。ただ、一部のビルでは避難勧告が続き、企業活動への影響を心配する声もあがる。


特集:博多駅前陥没


陥没した穴を埋め戻す作業は、8日午後から夜通しで行われた。9日は小雨が降るなか、早朝から数分に一度、現場付近にミキサー車が出入りを繰り返した。


陥没部分の穴の大きさは約30メートル四方、深さ15メートル。福岡市交通局によると、埋め戻しには、セメントを混ぜた土が約7千立方メートル必要だ。ミキサー車1台あたりの積載量は4立方メートル程度といい、約1800台分となる。


作業員の男性によると、朝の渋滞にミキサー車が巻き込まれ、来るのが遅れたという。男性は「穴には地下水がたまっていて、どこまで埋め戻せているのかわからない」と漏らす。陥没の発生時から現場にいるという別の作業員男性は「穴の半分ぐらいは埋まったような気がしないでもないが、正直なところまったくわからない」と話した。


8日に臨時休業した鹿児島銀行福岡支店は、避難勧告が解除されたため9日朝から通常営業とした。担当者は「水道や電気などに問題はなく、胸をなで下ろしています」と話した。


JR博多駅前の大型商業施設KITTE(キッテ)博多も9日午前から営業を再開。テナントのクレープ店では前日、停電で冷蔵庫が使えず在庫約1200個を廃棄したが、この日は工場から新しい商品を仕入れて営業再開に備えた。洋服店の女性店長(45)は「陥没現場の映像が繰り返し流れたので、お客さんが減るのではないかと心配です」と話した。


一方、陥没現場に面した三つのビルは、9日も福岡市による避難勧告が続いている。その一つ、伊予銀行福岡支店は「建物に入れず状況がわからないので、復旧のメドが立たない」として、9日から北九州支店(北九州市小倉北区)を拠点に営業することを決めた。一部の行員は百十四銀行(高松市)の福岡支店内で待機する。四国にある地銀4行が結んでいる災害時の相互支援協定に基づく対応だ。顧客情報などの資料は持ち出せていないという。






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