打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口

両陛下、長野「満蒙開拓館」訪問 「伝えることが大切」

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/11/18 9:49:35 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

写真・図版


満蒙開拓平和記念館の展示を見る天皇、皇后両陛下=17日午前、長野県阿智村、代表撮影


写真・図版


写真・図版


写真・図版


写真・図版


写真・図版


写真・図版


私的な旅行で長野県に滞在中の天皇、皇后両陛下は17日、同県阿智村にある「満蒙開拓平和記念館」を訪れ、現地での体験を語り継いでいる80~90代の引き揚げ者らと懇談した。


特集:皇室とっておき


戦前、中国東北部(旧満州)に27万人とされる日本人が開拓団として渡ったが、敗戦後に多くが捕虜となり、収容所で飢えや疫病などで犠牲になった。長野県は全国最多の約3万3千人を送り出したという。


終戦後に苦労しながら帰国したという男性に、皇后さまは「よくお苦しみに耐えてくださいましたね」と声をかけた。天皇陛下は「こういう歴史があったことを、経験がない人たちに伝えることが大切だと思います。そういうことを経て今の日本が作られたわけですから」と語りかけた。


その後、同県飯田市の「りんご並木」を訪れ、地元の中学生が収穫する様子を見守った。天皇陛下は中学生たちに「これからの未来を有意義に過ごされますように」と話しかけていた。


両陛下はかねて旧満州などからの引き揚げ者に心を寄せ、開拓団が戦後に入植した長野・軽井沢の大日向地区、栃木・千振地区を訪れたことがある。(島康彦)






打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口