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死刑執行から21年後に再審無罪 中国「遅すぎた正義」

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/12/2 21:12:33 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

中国で22年前に起きた強姦(ごうかん)殺人事件の死後再審で、最高人民法院(最高裁に相当)は2日、無罪判決を言い渡した。当局は「習近平(シーチンピン)指導部が進める司法改革の成果」とアピールするが、関係者が「政治の妨害」を示唆したことから、市民からは「遅すぎた正義」への批判が噴出している。


事件は1994年8月に発生。河北省石家荘市で38歳の女性工員が殺され、同10月に当時19歳の男性工員が逮捕された。一、二審とも有罪となり、95年4月、二審判決の2日後に死刑が執行された。


ところが、2005年に別の事件で捕まっていた男が「自分が真犯人」と名乗り出て、メディアが「冤罪(えんざい)の疑いがある」と相次いで報道。死刑となった男性の家族は07年から裁判所に無罪を訴え続け、最高人民法院は今年6月に再審開始を決定した。


同法院は「逮捕前後の本人や証人の調書がなくなっており、自白内容に疑いがある」などと指摘し、「被告の犯行とは断定できない」と判断した。二審の裁判所も即日、家族への謝罪文を公表し、賠償の手続きを進めるとした。


同法院の責任者は国営新華社通…





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