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保護が必要な子の脱施設「日本がリードを」 NGO代表 |
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| 作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/12/9 9:07:50 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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国際NGO「LUMOS」代表のジョルジェット・ムルヘアさん=英国・ロンドン 保護が必要な子どもに対し、家庭的な養育の場を増やし、「脱施設化」の活動を世界23カ国で進めてきた国際NGO「LUMOS(ルーモス)」代表のジョルジェット・ムルヘアさん(48)に、理念と課題を聞きました。 特集「子どもと貧困」 ――「脱施設化」に取り組んだきっかけは。 私は英国の小規模施設の職員でした。3人が交代で子ども6人をケアしていました。虐待のトラウマで少女がひどく苦しんでいても、私は勤務が終われば帰り、翌日は別の職員が世話をする毎日。一貫性のある安定した1対1の愛着が結べない限界を感じました。 彼らは「施設の子」としての偏見にもさらされ、お金の管理や自炊経験も一般家庭の子より乏しくなる。愛情に飢えて、さらなる虐待や性的搾取の対象になる子を多く見てきました。施設で暮らす子は世界で約800万人いますが、福祉や医療を改善し実親の元に帰したり、家庭的な養育環境を提供したりすることをめざしています。 ――施設から家庭的な環境への移行を、各国でどう進めたのですか。 政府と連携し、困難な家庭を地域で支える仕組みづくりを進めています。まず施設の職員に再教育を受けてもらい、豊富な知識や経験を生かした里親、家庭支援員、教員や看護師として、家庭的な養育の支え手になってもらいます。 政府や自治体のトップの説得も大切です。私たちは説得の材料として、コスト削減の結果を見せます。例えばモルドバでは、地域で支援する費用は、施設費の12%。脱施設の取り組みで節約できた予算を地域の家族や障害児支援、学校教育の予算に配分できました。 有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。 初月無料につき月初のお申し込みがお得 980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら
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