打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口

虐待?不自然な傷… 保護か見守りか(児相の現場から)

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/12/16 8:22:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

■第1章:一時保護(4)


保護するべきか、見守るべきか――。虐待通報を受け、児童相談所(児相)が判断に迷うケースは少なくない。


夕方、児相が管轄するエリア内の市の担当者から児相に電話があった。4歳の男の子の頭部に傷があると保育園から連絡があったという。


連載「児相の現場から」


ワーカー(児童福祉司)のミエコ(仮名)が駆けつけた。ミエコは自らも3人の子どもがいる40代の母親だ。


その男の子はすでに帰った後で、保育園は傷の写真を用意していた。保育園によると、日頃から不衛生で臭いがするため、園でシャワーを浴びさせており、1年ほど前には目が内出血していたことがあった。迎えにきた父親に頭部の傷について尋ねたが、「知らない」という返事だったという。


ミエコは午後7時半すぎに児相に戻った。「お昼も食べていない」と職場に置いてあったおかきを口に運びながら、本棚から分厚い本を取り出した。タイトルは「子ども虐待の身体所見」。ページを繰りながら、保育園から渡された写真と見比べ、「だれが何をすればこんな傷になるのだろう」と頭をひねった。


子どもの体にできた傷は虐待によるものなのかどうか――。その「見立て」によって一時保護するかどうかの方針も左右される。力量が試される場面で、ワーカーは悩みに悩んだ。


「明日の夜、自宅を訪問して安…





打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口