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「桜田門外の変」ゆかりのハクチョウ、全滅の危機 水戸

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/12/30 20:32:52 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

写真・図版


数が減り続けているコブハクチョウ=水戸市の千波湖


野鳥が相次いで鳥インフルエンザに感染している水戸市で、市民の憩いの場・千波湖のコブハクチョウが全滅の危機にひんしている。江戸幕府の大老で彦根藩主の井伊直弼が暗殺された「桜田門外の変」以来の因縁を乗り越えるため、滋賀県彦根市から贈られたつがいの子孫だ。感染は急激に広がり、両市の関係者は心配している。


特集:どうぶつ新聞


水戸市によると、今年3月末時点で、千波湖には44羽のコブハクチョウがいた。だが、12月に入って鳥インフルエンザが広がり、27日までのわずか3週間ほどで30羽が死んだ。


ハクチョウは両市の友好のシンボル的存在だ。幕末の1860年、水戸の脱藩浪士らが井伊直弼を暗殺。それから110年後の1970年、彦根市からコブハクチョウのつがいが贈られた。その2年前に親善都市となった両市の仲をさらに深めるためだった。その後も別のつがいが贈られ、千波湖で繁殖を続けてきた。


上田航・水戸市公園緑地課長は…






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