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人口増える秘境の島々 移住者を魅了する「手ざわり」

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/1/5 8:48:56 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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島の人たちと談笑する竹内功さん(中央)=鹿児島県十島村宝島、小玉重隆撮影


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ツルッとした細い葉を広げ、島らっきょうが約4千平方メートルの砂地にびっしり育つ。鹿児島県・宝島(たからじま)で、竹内功(いさお)さん(44)は海辺の畑に腰を落とし、土色の手で雑草をより分けて抜く。移住して7年目。「ザラッとした雑草の感触が素手だとよくわかる。らっきょうを傷つけずに残せるんです」


農薬は使わず、雑草が絶えない。1月下旬から収穫し、東京では1キロ2500円ほどで取引される。今年は3トンの収穫を見込む。


鹿児島市から南に約300キロ。宝島へは週2便のフェリーで13時間ほどかかる。周囲約14キロの孤島で、200メートル四方ほどの集落に130人あまりが暮らす。


宝島など有人7島と無人5島からなる十島村(としまむら)は2015年の国勢調査で、5年間の人口増加率が15・1%に上り、全国2位に躍り出た。


秘境の島々へ、人々が吸い寄せられている。






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