トヨタ、フォードらと企業連合 スマホ接続の標準化狙う
トヨタ自動車と米フォード・モーターは4日、車とスマートフォンをつなぐ技術の業界標準をめざし、日米欧の企業連合を設けると発表した。仏プジョー・シトロエングループのほか、富士重工業やマツダ、スズキも参加。対象台数を増やしてアプリの開発を促し、米IT企業に対抗する。
トヨタとフォードは2011年にITでの協力で合意。フォードは「スマートデバイスリンク」と呼ばれる接続技術を持ち、この標準化をめざす。企業連合には、車載品をてがけるパナソニックやパイオニアも参加する見込み。トヨタは18年ごろの搭載を予定する。
車とスマホをつなぐ技術では、アップルが「カープレイ」、グーグルが「アンドロイドオート」を開発。業種を超えた競争が激しくなっている。
自動車ジャーナリストの桃田健…