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虎屋・黒川光博社長「大切なのは今。言い続けている」 |
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| 作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/1/9 15:03:43 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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虎屋の黒川光博社長=東京都港区、恵原弘太郎撮影 老舗和菓子屋の虎屋。500年ほど前の室町時代後期に京都で創業してから、質の高い和菓子を世に送り出してきました。時代の荒波が押し寄せても、存続した秘密はどこにあるのでしょうか。17代当主の黒川光博社長に聞きました。 黄門様へ饅頭…今やカフェも 虎屋、挑み続けた500年 ――創業から5世紀。どうしてそんなに長く会社が存続したのでしょうか。 「大きな要素として思うのは、いつの時代でも誠心誠意、仕事をしてくれた人がいたのだろうということです。根底にあるのは、人です。働いている人と経営者の間に信頼関係があること。社員が一生懸命働こうと思ってくれることが重要です。9代当主が江戸時代にまとめた掟書(おきてがき)を読んでも、当時の人々が今と変わらない、真面目な姿勢で仕事にのぞんでいたことがうかがえます」 「(15代当主の)祖父がなくなる直前、人事異動があったのですが、病床にいた祖父に対して、『今回は若い人たちを思い切って抜擢(ばってき)しました』と報告しました。そのときに祖父は本当に一言だけ、『古い人も大切にね』と言ったのです。他にもいろんな言葉をかけられたと思いますが、その言葉が非常に印象に残っています。働いている人たちを大切にしなければいけない、という目線は過去から引き継がれているのかもしれません」。 「歴史があることはありがたいことではありますが、歴史があるから将来が保証されるわけではありません。長い歴史を感じながらも、『大切なのは今』と社員に言い続けています」 ――91年に社長に就任しまし…
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