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早大総長「違反の認識なかった」 文科省天下りあっせん

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/1/21 10:08:59 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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会見する早大の鎌田薫総長(左)=20日午後6時2分、東京都新宿区の早大、嶋田達也撮影



文部科学省幹部らによる再就職あっせん問題で、早稲田大学は20日、東京都新宿区の同大で記者会見を開き、鎌田薫総長は「再就職規制に違反するという認識をまったく持っていなかった」と釈明した。


前局長が文科省を退職したのは15年8月4日。早大によると、同年7月13日、文科省人事課から「教員志望の人がいる」と、前局長の名前を伝えられた。再就職規制に抵触しないかを尋ねると、文科省は「正規の採用手続きが退職後に開始されれば問題ない」と回答したという。


前局長は同年10月1日、任期付きの教授に就いた。研究室を持ち、著作権などの授業もしていたという。早大のホームページには前局長の仕事として「文科省の事業に関する連絡調整や助言」とあるが、会見で早大は「本人が直接(文科省との)パイプ役になったわけではない」と説明した。


文科省は私立大に補助金を配分したり、学部新設や定員増を認可したりする権限を持つ。早大は「通常の補助金に審査の余地はあまりなく、有利に働くことはほとんどない」とした。





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