冬季アジア大会は２３日、フィギュアスケート女子シングルのショートプログラム（ＳＰ）があった。本郷理華（邦和スポーツランド）は後半の３回転の連続ジャンプを簡単なトーループに変えて上位を狙ったが、二つ目のジャンプで転んだ。「確実にやるために得意なトーループにしたが、意味が無かった」と悔やんだ。

フィギュア特集 Kiss and Cry

けがをした宮原知子（関大）の代わりに出場予定だった坂本花織（神戸ク）がインフルエンザで欠場になり、日本女子は１人になった。「寂しいと思ったが、花織ちゃんの分まで頑張って、チームジャパンの皆さんに続けるようにしたい」と自分を奮い立たせた。

勢いのある滑りと、長い手足を生かした踊りを見せてジャンプのミスをカバーした。逆転可能な小差の２位につけ、「フリーは、見ている人に楽しいと思ってもらえるようにしたい」と巻き返しを誓った。（後藤太輔）