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起訴手続きに報道陣200人超 裁判所前で小競り合いも

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数30 更新时间:2017/3/2 8:37:30 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

写真・図版


裁判所前で報道陣の質問に答えるシティ・アイシャ容疑者の弁護士=1日午前8時51分、クアラルンプール近郊、平賀拓哉撮影


北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が殺害された事件を巡る裁判が1日始まった。検察当局が実行犯として殺人罪で起訴する女2人が初出廷するとあって、マレーシアのクアラルンプール近郊の裁判所前には早朝から、200人を超す国内外の記者やカメラマンが集まった。


正男氏殺害、殺意など焦点 容疑の女2人を起訴


午前9時半すぎ、警察車両数台がサイレンを鳴らしながら猛スピードで裁判所の敷地内に入っていくと、起訴されるベトナム国籍のドアン・ティ・フォン容疑者と、インドネシア国籍のシティ・アイシャ容疑者の2人の姿をとらえようとするカメラマンらが追いかけ、現場は騒然とした。


検察官による起訴内容の読み上げは事件が起きたクアラルンプール国際空港に近い裁判所で午前10時ごろ(日本時間午前11時ごろ)に始まったとみられる。捜査当局は前日の2月28日に報道各社に対し、2人の出廷時間が午前8時半ごろと通知。その2時間前には裁判所の正門前にテレビカメラなどがずらりと並び、女2人を乗せた警察車両の到着を待った。


警察は30人を超す警察官を動員し、自動小銃や金属探知機を持って警戒にあたった。法廷内に入ることができる記者の人数を制限しようとする警官と一部メディアが小競り合いをする場面もみられた。


午前8時半ごろに到着したシティ容疑者の弁護団の男性1人は、記者団に「今日は被告から(罪状認否の)発言はない」と話した。(クアラルンプール=都留悦史)





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