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相手守備陣の「若さ」突き主導権 光った川崎の老練さ |
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| 作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/3/11 9:00:30 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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(10日、川崎2―1柏) 前半残りわずか。無得点のまま折り返しかという雰囲気が流れかけたところで、川崎が一気にたたみかけた。 前半42分、川崎のMF中村のCK。「前半で試合を決めるつもりでいた。狙っていた」というDF谷口が、20歳の柏DF中谷らの守備の甘さをかいくぐり、ニアサイドで豪快にヘディングシュート。先制点を奪った。 さらにその直後の追加時間、今度はFW阿部が、20歳の相手DF中山の緩慢なボールキープを見逃さず、ゴール前で奪い取った球を、ノーマークの中村にパス。中村がGKの動きをよく見て、楽々と追加点をあげ、試合の主導権を一気にたぐり寄せた。 この日の柏は、最終ラインの4人のうち3人が20歳以下の選手だった。下部組織出身の有望株とはいえ、まだまだ経験が足りない。「下部組織で指導を受けた下平監督のサッカーを、彼らが知っていることもあるが、将来性を見て使ってもらっている部分はある」と柏の主将MF大谷も話す。 川崎の攻撃陣は100試合以上出場している選手ばかり。試合開始早々から相手DFラインにプレッシャーをかけ、柏の守備陣を常に慌てさせていた。こぼれ球を次々と拾い、柏にペースをつかませなかった。 「前線からのプレスがしっかりやれている」と川崎の鬼木監督。老練な川崎が、柏の守備陣の若さを突いて、勝利に結びつけた。(河野正樹)
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