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最終戦2位でも総合優勝の高梨沙羅 今季の強さの理由

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/3/13 9:10:11 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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ノルディックスキー・ジャンプ女子のワールドカップ(W杯)今季最終戦となる個人第19戦が12日、ノルウェー・オスロであり、すでに2季連続4度目の個人総合優勝を決めている高梨沙羅(20)=クラレ=は2位となり、男女を通じて歴代単独最多となる通算54勝はならなかった。


高梨はW杯通算89試合目となった2月16日の第18戦(韓国・平昌)で、グレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)の持つ歴代最多の通算53勝に並んだ。その高梨の特長は、踏み切ってから上体を伸ばす時にひざがぶれないこと。だから、助走路に安定して力を伝えられ、素早く飛行姿勢に入れる。さらに足首が柔らかいため、助走姿勢を低く組める。


写真・図版


公式練習でジャンプする高梨沙羅=林敏行撮影



空中姿勢は、体幹を鍛えているため、ぶれない。陸上トレーニングでは重いものを上げず、力をつけないようにしている。重りの重さは変えず、スピードや動きの質を上げることを重視している。


着地で足を前後にずらし、両手を左右に広げるテレマーク姿勢はかつて苦手としていた。だが、脚部を中心に鍛えて上達した。


ただ、この日は飛距離を伸ばした際の課題だった着地姿勢がきれいに決まらず、飛型点で優勝した伊藤有希(土屋ホーム)に計6・5点差もつけられた。


飛距離で見ると、1回目に高梨は127メートル、伊藤は130メートル。スタート位置、助走速度が同じだったが、やや向かい風をもらった伊藤に軍配が上がった。


2回目はほぼ同じ向かい風の条件で、高梨は伊藤を1・5メートル上回る126メートルに伸ばした。(笠井正基)





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