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秀岳館、3季連続の準決勝進出 夏経験メンバーの決意

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/3/29 17:31:16 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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秀岳館―健大高崎 一回表秀岳館1死一塁、木本に左越え2点本塁打を打たれ、打球の行方を見つめる伊藤=細川卓撮影


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(29日、選抜高校野球 秀岳館9―2健大高崎)


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強烈な先制パンチだった。一回1死一塁、秀岳館の木本が沈む変化球をすくい上げるようにして打った。打球は弧を描いて左翼席へ。2点本塁打になり、「やっと甲子園で打てました」。2回戦まで9打数1安打と不調だった3番打者に笑顔が戻った。


胸には悔しさがある。木本は昨年から主力で活躍したが、春も夏も甲子園準決勝で敗退。冬場はチームで唯一、打撃練習時に木製バットをふり続けた。「冬なんで(バットの)芯で打たないと手が痛いんです。おかげで芯でとらえるのがうまくなった」。1日約1500スイング。悲願の優勝旗を手にするために、耐えて磨きをかけてきた。


木本や川端ら昨夏の準決勝でベンチ入りしたメンバーが6人残る。鍛治舎監督は「昨年のメンバーが自分たちの代で取り返す気持ちがある」。超えられなかったベスト4の壁に挑む。(大西史恭)



○鍛治舎監督(秀) 「木本の初めの一発がきいた。(バッテリーには)三塁まで進まれるのは仕方ないと言っていた。選手はよくやってくれた」


○川端(秀) 13奪三振で完投勝利。機動力が武器の相手に「牽制(けんせい)球は一度も投げなかった。走者は気にせず、打者とだけ勝負した」。






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