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「自動倉庫」売り込みに力 人手不足・通販人気で商機

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/3/31 13:52:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

写真・図版


奈良漬けの今西本店が導入している豊田自動織機の自動倉庫。「これがなければ、店を続けてこられなかった」と今西泰宏社長=奈良市


フォークリフト世界最大手の豊田自動織機が、納入先でみられる人手の不足や高齢化を解決しようと、自動倉庫の売り込みに力を入れている。効率的な倉庫が欠かせないネット通販の人気も、追い風だ。


奈良漬けの入ったプラスチック製のたる約2500個が、高さ10メートルを超える棚に整然と並ぶ。ボタンを押すだけで、目的のたるが倉庫の入り口まで運ばれてくる。


奈良市の「今西本店」の3階建て倉庫は、江戸期に開店した老舗(しにせ)らしい外観とは裏腹に、自動化されている。2002年、フォークリフトの購入先でもある豊田自動織機から、システムを導入した。今西泰宏社長は「自動倉庫がなければ、店を続けてこられなかった」と言う。


うりは3年、きゅうりは6年漬ける。新しい酒かすへの漬け替えが、途中で何度も必要になる。たるは一つ90キロ。以前は学生アルバイトを雇って4人がかりで出し入れしていたが、人件費がかさみ、募集も徐々に難しくなっていた。


豊田自動織機は、自動倉庫や、荷物を縦横無尽に運べる無人の搬送車といった「倉庫内物流」のシステムを、自動車部品メーカーなどに売り込んできた。近年は、酒蔵や食品メーカーからの引き合いも多い。


「重労働の現場で高齢化や人手…






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