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狙い通りの後半勝負 大阪桐蔭・福井、二盗阻み流れ呼ぶ |
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| 作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/3/31 13:52:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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大阪桐蔭―秀岳館 七回裏、投手徳山のもとに駆け寄る捕手福井=細川卓撮影 (30日、選抜高校野球 大阪桐蔭2―1秀岳館) 試合詳細はこちら 動画もニュースも「バーチャル高校野球」 大阪桐蔭の捕手福井は三回、2死一塁で仕掛けられた二盗をぴしっとアウトにした。四回も同じ。1死一塁。秀岳館の4番広部を迎えて気を回さなければならない中で、二盗を阻んだ。 「足を封じないと相手がリズムに乗る。絶対刺したろ、と思った」と福井。強打の秀岳館に対し、チームの狙いは粘って後半勝負だった。前半でかき回されるわけにはいかない。 福井は元々捕手だが、背番号3。マスクをかぶっているのは、レギュラーの岩本が2月に左手首を負傷したからだ。肩は岩本より弱い。だからなおさら、つけ込まれてはならなかった。速い投球動作で福井を助けたマウンドの徳山も「大きかった」と、続けざまの二盗阻止に感謝だ。 「どの打者も気を抜けなかった」とバッテリーは口をそろえた。秀岳館は早いカウントから振ってくる。「単打OK、とにかく低めに、と徳山と話した。コースにしっかり投げ込んでくれました」。終わってみれば長打は許さず、秀岳館の爆発力を封じていた。 福井の必死さは七回にも映し出された。遊撃失から招いた1死一、三塁のピンチ。バックネットすれすれの飛球を臆せず捕った。この回を切り抜けた直後、貴重な2点目が入った。 ベンチに戻れば記録員で入っている岩本の助言を受け、配球に生かした。「岩本の気持ちが乗り移っているといえば、いい過ぎかもしれないが、最高の形でバトンを渡したいんです」。人のためにと考えたとき、人は力が湧くものだ。(隈部康弘) ◇ ○山田(大) チームの全打点を挙げる。「手首を鍛えてきた成果。しっかりとバットを振った結果。(履正社に)秋負けているのでリベンジしたい」
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