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パナマ文書報道、国境越えた「協働」 担当記者の視点 |
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| 作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/4/11 12:06:02 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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世界100余の報道機関が参加した「パナマ文書」報道は、ジャーナリズムの新しい形を示した先例として歴史に刻まれるだろう。 「パナマ文書」報道にピュリツァー賞 租税回避実態暴く 特集:パナマ文書 租税回避地に関する1150万件もの膨大な電子ファイルは、英語や日本語など様々な言葉で書かれている。国境や組織の違いを越えた記者たちによる「協働」が、その読み解きに力を発揮した。 「史上最大」と言って過言ではない調査報道を可能にしたのは、情報技術の進歩だ。文書は検索が可能なデータベースに加工され、外部から厳重に遮断された専用サイトで共有された。記者たちはそれぞれの国で活動しながら、今も日々、情報を交換している。 社会にはびこる不正や不合理は経済のグローバル化とともに国の垣根を越えて広がっている。パナマ文書で照らし出された税逃れや資金洗浄などは、その典型だ。隠された事実を掘り起こし、是正の糸口を探るため、ジャーナリズムは常に進化しなければならない。この報道の協働に加わった経験を振り返って、私は改めてそう感じている。(編集委員・奥山俊宏)
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