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「点検、計画的に実施を」ゴール下敷き小4死亡で提言

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/4/14 9:04:31 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

ハンドボール用のゴールが倒れ、福岡県大川市立川口小学校4年の男児(当時10)が死亡した今年1月の事故で、市の学校安全調査委員会(委員長=石橋良知・前市教育長)は13日、市役所で5回目の会合を開き、記伊哲也教育長に事故の再発防止に向けた提言書を提出した。提言書は「学校全体として安全点検に対する意識が低下していた」と指摘した。


調査委の学校への聞き取りや提言書によると、学校の安全点検マニュアルでは、教室や廊下、運動場などの施設や設備について教職員が毎月安全点検を行い、結果を管理職に報告する決まりだったが、担当の教職員が点検や報告を失念。ほかの教職員も気づかず、管理職も報告を求めなかった。そのため、昨年10月を最後に事故が起きるまで、点検がされなかった。


提言では「点検の質を確保するため、全教職員により、計画的に行うようにする」などとした。記伊教育長は「日ごろから安全点検を心がける仕組み作りをする。提言書を受け改めて事故の再発防止に努める」と述べた。提言書は今後、文部科学省に報告書として提出される。(上田真仁、倉富竜太)





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