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ネット同時配信の初期投資、NHK想定の1%で足りる?

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/4/21 13:00:22 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

総務省は20日、テレビのネット同時配信にかかる費用の試算を初めて公表した。各社が配信システムを共同で使うケースでは、システムをつくる初期投資が1社あたり7500万円、年間の運用コストは2100万円ほどとした。NHKは単独での導入を想定し、「初期投資に50億円、運用に年100億円未満」との見通しを示していた。


NHK会長、民放配信システムの利用示唆 「選択肢に」


総務省の有識者会議が、電通総研などの調査を元に試算した。同時配信が実現しても、視聴者がスマートフォンやパソコンで番組を見る平均時間は1日7・4分にとどまると予想。初期投資の試算額がNHKの見通し額の1・5%ほどに収まったのは、システム共通化の効果に加え、利用予想に合わせた最低限の投資額を見込んだためだ。


各社が独自にシステムを作る場合、初期投資は3億2600万円、年間のコストは1億5100万円に膨らむという。この日の有識者会議では「NHKと民放が共通のシステムをつくり、今のテレビに近い視聴環境を整備するべきだ」(日本総研の大谷和子法務部長)といった声も出た。(上栗崇)





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