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信号機シルエットにスカート姿 豪州「性の平等喚起」

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/4/27 13:12:33 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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設置された女性のシルエットの歩行者用信号=メルボルン、小暮哲夫撮影


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オーストラリアのメルボルンに女性のシルエットの歩行者信号が登場した。当然のように男性の姿のものだけだった状況に一石を投じ、「男性と女性は平等」という意識をさらに喚起したい。こんな市民団体の提案を受けた。


中心部のフリンダースストリート駅前には6基、取り付けられた。会社員女性のレベッカ・ボジトーさん(46)は「とてもすてきなこと。何でも男性優位なことに慣れてしまっているだけに、本当によい方向への転換だと思う」。


地元ビクトリア州の道路行政当局が3月、市街地の横断歩道5カ所に1年間の試験的な取り組みとして設置。歩行者信号を取り換える場合、横断歩道1カ所ごとに5千~8千豪ドル(約42万~66万円)ほどかかるが、今回は市民団体の趣旨に賛同した信号設置会社が無料で提供した。


ただ、道路当局へは歓迎の声の一方で、「道路渋滞の解消など、もっとやるべきことがある」といった声も寄せられている。ソーシャルメディア上では、信号のシルエットのスカートをはいた姿に「私は女性として、こんな格好をしないといけないの?」といった反応もある。


当局の取り組みの責任者、ブレンダン・パウウェルズさん(41)は「試行期間後、市民の反応や安全面を評価し、設置を続けるかどうか、さらに広げるかを決めたい」と話す。ほかの場所に設置する場合は、老朽化した信号の取り換え時期と合わせるなどして、追加の予算が生じないようにするという。


公共放送ABCによると、ニュージーランドのウェリントンには、世界初の女性参政権の獲得に尽くした女性のシルエットの歩行者信号がある。ウィーンには、同性愛の2人が並んで歩く姿をイメージした歩行者信号があるという。(メルボルン=小暮哲夫)






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