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文政権、混乱予想の声も 社会の不満、日本に向く恐れ

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/5/10 9:52:26 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

韓国で9年ぶりに進歩系(革新)政権が誕生することになった。文在寅氏は朴槿恵前政権を厳しく批判し、旧来の積み重なった弊害を意味する「積弊」の清算を唱える。史上初めての大統領弾劾訴追・罷免(ひめん)を経て、いつにも増して政治への関心は高く、国民の期待は大きい。


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だが、選挙戦では終盤、安保政策をめぐり、保守との対立が激しさを増した。与党になる「共に民主党」の議席は過半数に届かず、混乱を予想する声も多い。


また、韓国の経済成長率は昨年まで2年連続で3%を下回った。「大企業偏重」「貧富の格差」の是正を目指す文氏の政策で、経済が上向くかは不透明だ。国民の期待は、すぐに不満の声に変わりかねない。


そうした社会の不満が日本に向くと、これまでと同じように対日政策が影響を受けることになる。


文氏は対日政策で歴史問題を切り離し、対話を重視すると主張するが、日本が強く求める慰安婦問題の少女像移転の見通しは立たない。文氏は昨年7月、日韓が領有権を争う竹島に上陸している。国内の団結を促すため、日本に強硬な姿勢を示す可能性もある。


また、北朝鮮の核・ミサイル開…





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