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父・角栄の姿を「どら声」で音読 田中真紀子氏

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/5/20 10:39:36 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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音読の準備をする田中真紀子さん。大学時代は劇団員だったが「もっと朗読の練習をしておけば」と笑う=新宿区の点字図書館


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元衆院議員の田中真紀子さん(73)が、目が不自由な人のために著書を音読し録音図書づくりをしている。父の角栄元首相について娘の視点からつづった最新刊「父と私」で、「私のどら声でも聞いてもらえるならば」とマイクに向かっている。


「オーイ、マコスケいるか?」。日本点字図書館(東京都新宿区)のスタジオに独特の声が響く。著書が出版された3月の末から月2回ほどのペースで録音している。


真紀子さんは27年前にも著書の朗読を引き受けており、今回も図書館からの依頼を快諾した。「母は子どもの時から片耳が不自由で楽しみが限られていた。アナウンサーなら上手に読めるが、美声であれば良いってもんじゃない」


視覚に障害のある人向けに1万7千以上の録音図書を保有する点字図書館。年間600冊ほどを録音しているが、過去に黒柳徹子さんらが自らの著書を朗読したケースがあるものの、本人の音読はまれだという。点字図書館の田中徹二理事長は「録音には相当な時間がかかるが、やはりご本人の朗読は別物」と話す。


政治家時代は大勢の前で演説し…






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