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全国初「監獄ホテル」誕生へ 閉鎖の奈良少年刑務所活用

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/5/26 19:08:14 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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3月末で閉鎖した奈良少年刑務所(法務省提供)


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刑務所の建物を生かした「監獄ホテル」が全国で初めて誕生する。法務省が26日、老朽化のため3月末で閉鎖された奈良少年刑務所(奈良市)の改修と運営を、ホテル運営会社などの企業グループに委託した、と発表した。同グループは2020年度の開業を目指す。


同刑務所は1908(明治41年)に建てられた。赤れんが造りと看守所から放射状に延びる収容棟が特徴で、今年2月に国の重要文化財に指定された。


委託が決まったのはホテル運営会社「ソラーレホテルズアンドリゾーツ」(東京都港区)を代表とする企業グループ。建物に鉄筋を挿入するなどして、外観を損なわずに耐震補強をする。


旧収容棟は「文化財ホテル」(約150室)とし、5平方メートルの独房を3室分あわせて客室にする計画だ。併設する病棟も、より低価格で泊まれる宿泊施設(約60床)に改装。10万平方メートルを超える敷地内にはホテル(約80室)やレストラン、温浴施設などを新設するという。


また、日本の刑務所の歴史などを知ることができる「史料館」も2019年10月に開館させる予定。(小松隆次郎)






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