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戦争を知らない、裸足の沖縄 海と人…写真でよみがえる

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/6/5 10:38:52 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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糸満漁師のふか獲り名人・上原亀さん。大阪朝日新聞の「海洋ニッポン」の1回目を飾った


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沖縄戦からさかのぼること、ちょうど10年前。1935年の沖縄の人々の暮らしが、写真でよみがえった。はだしで走る少年や、フカ(サメ)取り名人――。そこに写っている人々は、これから沖縄に起こることを、まだ知らない。


写真特集「沖縄1935 よみがえる戦前」


特集:沖縄はいま


■糸満の漁村、いきいきと


海から上がったばかりだろうか。麦わら帽をかぶり、長いダツなどの魚を運ぶ漁師。残された写真の説明には「釣った魚を舟の櫂(かい)に吊(つる)し、魚を運ぶ漁師 糸満で」とあった。


写真の石積み護岸の形などから、現在の糸満市糸満、前端(まえばた)区にあった漁港、新島浜(みいじまばま)一帯とみられる。


漁師の左側を走る子は、はだしだ。足元辺りは地ならしされているが、さらに奧は砂場のように地面が波打っている。奥には荷馬車が写る。


糸満市糸満の漁業、玉城亀助さん(86)ら複数の人が「干潮時の浅瀬から海砂を運び出し、埋め立てに使った」と証言している。


この写真を含め、糸満で撮影された写真には、子どもの姿が多く写っている。


上田不二夫・沖縄大学名誉教授…






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