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戦前の客車?いいえ最新鋭です SLやまぐち号に新車両 |
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| 作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/6/5 10:38:52 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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グリーン車と展望室を備える1号車。塗装も真新しく、隣のホームの車両が映っている=山口市のJR新山口駅 車両はレトロでも、中身は最新鋭――。JR山口線のSL「やまぐち号」の新型客車が4日、新山口駅で公開された。約80年前に活躍した客車をモデルに新たに製造し、ベビーカー置き場やイベントコーナーもある。 テツの広場 今の客車と同様に展望デッキを備える1号車は、グリーン車になる。1938年に製造された「マイテ49」がモデルで、東京―下関間を走った特急「富士」の展望車だった。戦後も特急「はと」や「つばめ」の客車として活躍した。 2~4号車は1939年、5号車は1927年から製造された客車をモデルにしている。いずれもSL全盛期に活躍した。駅にいた山口市の会社員男性(47)は「旧型客車にそっくりで驚いた」と興奮気味で写真を撮っていた。 過去の客車を単に復元させたわけではない。全車両にベビーカー置き場を設けた。JR西日本広島支社広報室の水戸亜祐美さんは「今までの客車に置き場がなかった。快適に利用していただくため、設置した」。トイレもこれまでの客車は和式だけだったが、洋式に。5号車のトイレはバリアフリー型だ。 3号車にはシミュレーションゲームのコーナーもあり、親子でも楽しめそうだ。SLの運転や、釜に石炭を投げ込む作業を体験できる。JR西日本山口地域鉄道部の真辺浩治部長は「これからの設備は最新鋭。今まで以上に、山口線の2時間の旅を楽しんでください」と話した。(藤野隆晃)
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