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錦織、あきらめず逆転勝利 準々決勝はマリーと対戦 |
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| 作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/6/6 10:31:58 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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逆転勝利を決め、拳を握る錦織=ロイター (5日、テニス全仏オープン) 錦織が第1セットを0―6で失ったときは、ストレート負け、もしくは途中棄権すら想像できた。腰に違和感があるのか、フォアハンドの打ち方がおかしい。腰の回転を利用して生まれるパワーを生かせていない。フォア側に球を追うときの守備範囲も狭かった。 錦織、2年ぶり8強入り テニス全仏オープン 「第1セットは自分を見失っていた。もっと深く、攻撃的にいかなきゃと思った」。錦織はあきらめなかった。豊富なショットの引き出しから、この日有効なものを徐々に見極めた。バックで鋭角に打ち込むショットが、要所で効いた。 完全に試合を支配したのは第3セットで2度の不運を乗り越えたときだ。第6ゲームで相手のショットがネット上部に当たり、ポトリと落ちる「コードボール」。ここでブレークを許した。第7ゲームでもブレークポイントを握った場面で再び「コードボール」でジュースに。でも、心は折れず、試練を乗り越えることに快感を覚え、打球を拾いまくることでリズムをつかむ錦織らしさが戻った。 対戦相手のベルダスコには3連勝中ながら、すべてフルセットの接戦に持ち込まれていた。しかし、この日は尻上がりに調子を上げ、7ゲーム連取で試合を締めた。錦織は「2日後、また素晴らしい試合がしたい」。昨年の全米で死闘の末に勝ったマリー(英)と、再び準々決勝でぶつかる。(稲垣康介)
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