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長い序盤戦続く 将棋名人戦第6局2日目

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/6/6 15:43:14 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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封じ手を開封し、佐藤天彦名人に示す立会人の高橋道雄九段(左)。中央は稲葉陽八段=6日午前9時、甲府市、堀英治撮影


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佐藤天彦(あまひこ)名人(29)に稲葉陽(あきら)八段(28)が挑戦する第75期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第6局は6日朝、甲府市の常磐ホテルで再開され、2日目に入った。ここまで佐藤名人が3勝2敗とリードし、初防衛に「王手」をかけている。夜までに決着する見込み。


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午前9時、立会人の高橋道雄九段が封じ手を開封した。稲葉挑戦者が5日夕に封じた31手目は▲3六歩。陣形を整備する自然な手だった。


駒組みが続く中、△4四歩が検討室の棋士たちを驚かせた一手。この瞬間は3三の角の働きが悪くなるため、先手から攻める手も考えられたが、稲葉挑戦者は▲6八角と角の転換を図った。互いに間合いを測りながら、長い序盤戦が続いている。


解説を務める副立会人の村山慈明七段は「後手の方が陣形が堅く、△7五歩から仕掛ける形も作っている。佐藤名人がうまく指していると思います」と話した。(村瀬信也)


〈2日目の指し手〉先手・稲葉八段 ▲3六歩(封じ手=31手目)△7三銀▲3七桂△6四銀▲2五飛△5二金▲4八金△4四歩▲6八角△3一玉▲7七銀△5四歩▲6六銀△4二角▲5六歩△4三金右▲2九飛△8二飛▲4六歩






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