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タカタ、民事再生を申請 負債1兆円超、中国系が支援 |
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作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数29 更新时间:2017/6/26 10:11:02 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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タカタの高田重久会長兼社長 エアバッグの欠陥で大量リコール(回収・無償修理)を招いた自動車部品大手タカタが、26日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、受理された。史上最大規模のリコールは、世界有数の自動車安全部品メーカーの経営破綻(はたん)に発展した。 同日朝の臨時取締役会で決めた。実質的な負債総額は1兆円を超え、製造業では戦後最大の大型倒産となる。 米子会社、TKホールディングス(ミシガン州)も25日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した。国内子会社のタカタ九州(佐賀県多久市)やタカタサービス(滋賀県彦根市)も民事再生法の適用を申請する。 信用不安が広がらないよう、タカタの「買い手」となる支援企業を事前に決める再建手法をとる。支援企業には、中国の電子部品大手「寧波均勝電子」傘下の米自動車部品メーカーのキー・セイフティー・システムズ(KSS)がすでに選ばれている。 KSSは約1750億円を出資したうえで、「会社分割」の手法で、タカタから利益を出せる主力事業を切り出し、新会社の下で事業を継続する。リコール費用の支払いなどは、残るもう一方の会社が担う。 タカタ製エアバッグの異常破裂では、因果関係が特定できないものも含め、世界で17人、うち米国で11人が亡くなった。タカタは16年2月、再建計画を担う外部専門家委員会を設けた。主要取引銀行や自動車メーカー、支援に名乗りをあげた企業などと話し合いを続けていた。
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