第９９回全国高校野球選手権の地方大会は１２日も各地で２２０試合以上が予定されている。

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みんなで決める歴代名勝負 甲子園ベストゲーム４７

岩手では選抜８強の盛岡大付や２年ぶりの出場を目指す花巻東が３回戦に臨む。同じく３回戦に挑む大船渡は、前の試合で１４５キロ超の直球を投げた１年生右腕佐々木の投球が楽しみだ。

埼玉では聖望学園、京都では鳥羽と上位進出の常連チームが登場。広島では広陵や如水館などの強豪私学の試合がある。広陵の平元―中村のバッテリーはともにＵ１８ワールドカップの高校日本代表候補に選ばれた逸材。そのプレーに注目したい。

福岡では４年連続出場がかかる九州国際大付が２回戦に。今年も能力の高い選手をそろえ、春の九州大会にも出場した。

佐賀ではともに甲子園経験のある佐賀学園と有田工が２回戦で激突。長崎も春の県大会を制した鹿町工や長崎日大、海星に佐世保実と強豪校が続々と登場。大分は強打を武器に優勝候補の一角に挙がる大分商が２回戦に、鹿児島では２年連続出場を目指す樟南が３回戦に挑む。（山口史朗）