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ひと夏で二度の悔し涙 兄に憧れ野球始めた女子ノッカー

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/7/22 20:34:09 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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ノッカーとしてグラウンドに立った泉の女子部員、千葉咲来選手=仙台市民


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(17日、高校野球宮城大会 宮城工2―0泉)


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仙台市民球場グラウンドに、泉の女子部員、千葉咲来(さくら)選手(2年)の姿があった。今年の春、マネジャーから選手になることを決めた。17日、初めてユニホーム姿で試合前のノッカーを務め、夏の公式戦デビューを果たした。


小学1年で野球を始め、中学では女子軟式野球チームで投手や内野手としてプレーした。泉ではどうしても野球部に入りたくて、マネジャーになった。


けれどノックをしながら、励ましの声をかけあっている選手たちを見ていると、野球がやりたくてたまらなくなった。この春、監督に志願して、宮城で唯一の女子選手になった。


決意を後押ししたのは、尊敬する兄・温大(はると)さん(3年)の存在だ。東北学院の中心選手で、野球を始めたのも兄の影響だった。兄のように何かに一生懸命になりたい。それで選んだのが、選手としての道だった。


ノッカーができることは、3日ほど前に監督から言われた。初めての大舞台に緊張したが、選手たちが「いつも通りに」と声をかけてくれて楽になった。


前日、兄のいる東北学院が初戦で敗れた。帰りの車の中で悔し涙を流す兄を見て、初めて高校野球の夏の重さを実感した。もう同じ悔しさは味わいたくない。そんな思いでスタンドから声を振り絞ったが、泉も接戦で負けてしまった。


ユニホーム姿でグラウンドに立てたのはうれしかったが、ひと夏で二度も悔し涙を流すことになった。選手としては来年が最後。公式戦には出られないが、ノックもさらに上達してチームをサポートするつもりだ。(山本逸生)






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