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東京タワーでは年間8万枚 記念メダルの熱い舞台裏

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/7/26 17:16:35 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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各地の記念メダルでつくった日本地図と武部寿夫社長。今では手に入らない貴重なメダルもちらほら=大阪市住吉区、滝沢美穂子撮影


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■「まだまだ勝手に関西遺産」


東京タワーで年間約8万枚も売れているおみやげをご存じですか。直径31ミリの真鍮(しんちゅう)製。表面に金めっきが施され、刻印機に挟めば、すぐに名前と日付を刻んでくれる。あの観光地や博物館、博覧会の会場などで売っている記念メダルのことです。


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実はこのメダル、大阪市住吉区の従業員11人の「茶平(ちゃへい)工業」という町工場がつくっている。「大阪製のメダルと知ったらがっかりされるんでしょうけどね」。武部匡伸(まさのぶ)専務(43)が、そう言いながら笑った。


ここでつくられるメダルは東京タワーや通天閣、あべのハルカスはもちろん、北海道から沖縄まで全国約300カ所で販売され、年間の出荷枚数は100万枚にものぼる。


武部さんによれば、1966年ごろから大阪市内のボウリング場でメダルを売り始めたという。大阪万博で太陽の塔やパビリオンをモチーフにしたメダルを発売し、大ヒット。それから全国各地で売られるようになった。メダルは170トンの力で金型でプレスされ、様々な模様が刻まれる。期間限定品も含め、これまでに計約3500種類の記念メダルがつくられてきたそうだ。


かつて、ご当地土産の代名詞だ…






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