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彦根東に伝わる秘伝 門外不出の「じゃんけん必勝法則」 |
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| 作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/8/15 13:29:34 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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彦根東の松井拓真君=小林一茂撮影 (14日、高校野球 青森山田6-2彦根東) 最新ニュースは「バーチャル高校野球」 高校野球の動画ページ みんなで決める「甲子園ベストゲーム47」 ■彦根東・松井拓真 彦根東の勝負は、試合の前から始まっている。先攻後攻を決めるじゃんけんだ。主将の松井拓真は、ここで勝って流れを持ってくる。 門外不出の“じゃんけん必勝法則”がある。 春の滋賀県大会前の練習試合だった。「じゃんけんから勢いをもってこい」と村中隆之監督に言われ、必勝の法則を教わった。それまでは「じゃんけんなんか五分五分やろ」と思っていた。でも監督は、目の前で必勝の法則を使い、5人中4人に勝ってみせた。法則のヒントを挙げるなら、確率論。理系だからか、すんなり納得できた。 迎えた夏の滋賀大会は法則を使った4試合で3勝1敗。甲子園では2戦2勝。5勝1敗と高い勝率を維持した。 法則を知ってから、プレーの質も上がった気がする。じゃんけんで負けても「法則通りにやって負けたら仕方ない」と割り切れた。だから試合前の心配事が一つ減って、より試合に集中できるようになった。 甲子園での8日の1回戦。じゃんけんに勝った。すると開幕戦だったけど、まったく緊張しなかった。1点を追う九回に代打で出て、ヒット。これを足がかりに、逆転サヨナラ勝ち。 この日の2回戦も、じゃんけんは勝利。4点をリードされていた四回途中、本職の投手で出番がやって来た。意気込んだが本塁打を打たれ、試合の流れを持っていかれた。「でも、いい気持ちでマウンドに上がれた。特別な時間でした」。法則のおかげで、投じた23球を存分に楽しめた。 ◇ 必勝の法則を知りたくて、記者は何度も尋ねたが、松井はからくりを明かしてはくれなかった。 「後輩たちに伝えますから。またここに戻ってきてもらいたいんです」(小俣勇貴)
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