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広島土砂災害から3年 遺族「やっぱり悲しい」 |
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| 作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/8/21 7:08:44 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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ひまわりが植えられた県営緑丘住宅の慰霊碑に花を手向け、手を合わせる男性。背景の壁にはかつての町並みがモザイク画で描かれている=20日午前9時41分、広島市安佐南区、矢木隆晴撮影 77人が亡くなった広島市の土砂災害から20日で3年を迎えた。安佐南区では住民主催、安佐北区では広島県と市主催の追悼式が開かれ、遺族らは慰霊碑や祭壇に花を手向け、犠牲になった人々をしのんだ。 特集:広島の土砂災害 多くの住民が被災した安佐南区八木3丁目では、災害時に土石流が相次いだ午前3時過ぎ、遺族らが空き地に集まり、復興への思いが書かれた灯籠(とうろう)を点灯。午前10時からの追悼式では、近隣で亡くなった住民と同じ数のヒマワリ26本に囲まれた慰霊碑の前で黙禱(もくとう)し、白菊を供えた。 娘と孫娘を亡くした高木美智枝さん(74)は毎月の命日、自宅のある同市中区からこの場所を訪れ、手を合わせてきた。「あれだけ一緒にいたのに、今はもういないなんて夢みたい。3年経ってもやっぱり悲しい」 安佐北区の追悼式では、遺族を代表して区内の宮本孝子さん(77)があいさつした。夫を亡くし、自身も左足を失った。約半年前から義足で歩くリハビリを本格的に始めたといい、「夫や子どもとの思い出のある自宅跡に自分の足で立ちたい」と話した。 式典には松井一実市長と湯崎英彦知事も出席。同様の被害がないよう、国と県が被災地で始めた緊急事業が5月に完了し、砂防ダムなどが57カ所に完成したことを報告した。(神沢和敬、千種辰弥) ◇ 〈広島土砂災害〉 2014年8月20日未明、広島市安佐南区と安佐北区に積乱雲が連なる「線状降水帯」が発生し、1時間に100ミリ前後の集中豪雨が襲った。土石流やがけ崩れが計380カ所で起き、77人が死亡(災害関連死3人含む)、約70人が負傷した。住宅の被害は全壊が179棟、半壊が217棟など計4749棟に上った。
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