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米国務長官、イラクを電撃訪問 クルドとの対立仲裁へ |
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| 作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/10/25 15:56:28 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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バグダッドで23日、イラクのアバディ首相(右)と会談をするティラーソン米国務長官=AFP時事 米国のティラーソン国務長官は23日、イラクの首都バグダッドを予告なしに初訪問し、アバディ首相と会談した。イラクでは少数民族クルド人が主導する自治政府「クルディスタン地域政府」(KRG)が先月、独立の賛否を問う住民投票を強行。以来、イラク政府との間で一触即発の緊張が続いている。米国は「両者の衝突はイラクと周辺地域を不安定にさせる」と危惧し、仲裁に乗り出した。 「我々は懸念し、悲しい思いをしている」 ティラーソン氏はアバディ氏との会談冒頭、こう切り出した。イラク政府は今月15日以降、KRGが実効支配する油田地帯キルクーク州などの係争地に部隊を派遣し、すべて制圧した。KRGは猛反発し、両政府の軍事衝突が懸念される事態になっている。ティラーソン氏はこうした緊張状態を緩和するように、イラク政府に求めた。 ティラーソン氏は「我々は(イラク政府、KRGの)双方に友人がいる。(KRGと)協議、対話を始めて欲しい」と求め、「双方がイラク統一に尽力することで全ての人々の権利が尊重され、(イラクの)未来は安全で繁栄したものになる」と強調した。 米国にとってはイラク政府もKRGも、過激派組織「イスラム国」(IS)に対する掃討作戦で共闘する「同盟相手」。両政府が衝突すれば、「対IS掃討作戦が停滞するのは必至」と米国は懸念を深めている。 また米国にとっては、イランの支援を受けるイスラム教シーア派の民兵組織がイラク軍と共に進軍したことも頭痛の種だ。トランプ米政権はイランを敵視し、イラクでのイランの影響力拡大は看過できない。 ティラーソン氏は22日、訪問先のサウジアラビアで「ISとの戦いが終わりに向かう今、イラクにいるイランの民兵は帰るべきだ」と非難した。(ワシントン=杉山正) ■「内政干渉」強い不…
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