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皇后さまのボストンバッグ、津波で被災の町工場が作った |
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| 作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/11/10 21:11:59 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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南三陸さんさん商店街を視察する天皇、皇后両陛下。皇后さまは被災した「アストロ・テック」が作ったバッグを手にしていた=2014年7月、宮城県南三陸町、朝日新聞撮影 ■てんでんこ 皇室と震災・第3部4 86歳の昭和天皇、初めてヘリに乗る 三原山噴火見舞う 陛下「東北は私が行きます」 震災直後、石原知事は絶句 てんでんこ一覧 天皇、皇后両陛下が伊豆大島を訪れた2014年2月28日。皇后さまが手にしていたバッグに注目が集まった。シルバーの小ぶりのボストンバッグ。宮城県南三陸町の町工場「アストロ・テック」が作製したものだ。 「明日を取ろう、技術で」。佐藤秋夫(さとうあきお)さん(67)がそんな思いで創業したのは03年7月だ。もとは時計メーカーで働いていたが、数多くの部下をリストラする立場になり、「自分だけ残るわけにはいかない」と退社。部下数人と電子部品製造会社を立ち上げた。 順調に成長していた11年3月11日。東日本大震災の津波で工場が被災し、自宅も流された。だがリストラはせず、約1カ月後に登米市の空き工場を借りて操業を再開、翌12年10月には南三陸町に工場を再建した。そこで新たに作り始めたのがあのバッグだった。「どのように入手されたのかは分かりませんが、社員とともにありがたく受け止めました」 14年7月、両陛下が南三陸町を訪れた時も、皇后さまはこのバッグを持参した。「色合いが素晴らしい」「視察の時に持って行くのに便利なんです」と周囲に語ったという。 この訪問時、両陛下の車がアス…
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